第10回

今回はS君の奮闘ぶりをご紹介。ご登録いただき、さあ、これからお相手探しと張り切っていたのに一ヶ月後に他県に転勤辞令。親御さんとしてはできれば同じ岩手県同士とお考えのようでしたが、どんなに頑張っても遠距離は難しく、S君には転勤先の方たちとお見合いをすすめました。
その後、S君は順調にデートを重ね、女性の方もS君との将来を考えるようになりました。頑張って頑張ってプロポーズもなんとかクリアしましたが、そこからがなかなか進まず、女性がご両親に彼を紹介しない状態が続きました。
そこでお正月、S君を呼び特訓。「S君、時代が変わっても、女性は男性からのアプローチと、頼りがいのある言葉を待っているのよ。あとひと頑張りしなくっちゃ。」さらに、こうつけ加えました。「きっと彼女はこんなアプローチの言葉を待ってるわ。『僕についてきて。君が大切な人だから、ご両親に会ってきちんと僕の気持ちを伝えたいんだ。心配しなくていいよ』と。」
その後S君は、彼女の気持ちを理解し、彼女を安心させる言葉をかけるため、強い決意で臨んだのでした。